アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所

元気のドイツワーホリ2016ブログ



題名を見て
ご存知の方は
多くいらっしゃると思います。


今回のブログは
非常に心苦しい内容です。
しかし現実でもありました。




今回のブログは
読まれても
読まれなくても構いません。
かなりネガティブな内容です。


見られる方は
承知の上でご覧ください。


















ポーランド🇵🇱観光最終日。

実は今頃
ウクライナ🇺🇦で
観光をしているはずでしたが
今回の旅行プランである
ウクライナ🇺🇦を
キャンセルしてまで
行くと決めた
ポーランド🇵🇱南部にある

オフィシエンチムへ。





そこへ向かう
最大の目的は

アウシュビッツ強制収容所

ビルケナウ強制収容所

へ行くため。




アウシュビッツ強制収容所
ビルケナウ強制収容所

ヒトラー率いるナチス党政権下のドイツが、第二次世界大戦中に国家をあげて推進した

人種差別的な抑圧政策

により、最大級の惨劇が生まれたとされる

強制•絶滅収容所

で、史上最大級の犠牲者を生んだ強制収容所であり、主に

ユダヤ人の絶滅

を目的としていました。
(ネットより引用)



観光開始です。
ぼくは、直接現地へ向かい
チケットショップで
英語のツアーを受けることにしました。





アウシュビッツのゲート

ARBEIT MACHT FREI 



ドイツ語で

働けば自由になれる


と言う意味を持つも
誰1人自由になれることは
もちろんありませんでした。
要するに、迎えたのは

『死』

だったということ。



収容所を囲うように
高電圧線の有刺鉄線を
二重に設置されており


監視塔を至る所へ設置し、脱走を防ぎ
脱走があると見せしめとして
『飢餓死刑』
にすることが行われていました。



収容されたのは
高齢者や子供達も多く

On The Way To The Deth

 死への道

へ、収容される。




主に3パターンに

選別 Selection

されます。

『労働者』

『検体者』

『価値なし』

と。


最悪なことに75%の人が

『価値なし』

と勝手に判断され
何の記録も残されないまま

ガス室へ連れていかれる

こととなります。




実際に使われていた
『ガス缶』

シャワーを浴びせる

と言われ

着いた先はガス室。




実際にシャワーが出るかのような
飾りのシャワーが
取り付けられていたそう。

ガスを吸わされて
最後には焼かれる。




その作業も収容された
被収容者が行なっていました。







多くの人々が銃殺された

『死の壁』








被収容者は無残にも
没収される荷物に

名前を書かされ

元の生活に戻れると
小さな希望を抱きますが
もちろん戻れるわけもなく…。





使用されていたメガネ

使用されていた靴

使用されていた食器類





囚人服に番号を打たれ
番号で管理され
1年以上生き延びる人もいれば
2,3ヶ月で亡くなる方も。
入所日・死亡日
まで記載されています。






アウシュビッツ収容所だけでは
収容しきれなくなり
作られた施設が

ビルケナウ強制収容所。




広大な施設は
敷地内に線路まで敷かれ
いっぱいに乗せられた
被収容者の方々は
死のゲート
を潜らされ連行される。





施設が閉鎖になってからも
未だ多くは閉鎖取り壊されましたが
残っている施設がいくつもあり
今でも多く
ユダヤ人が追悼に来るそう。


ビルケナウ強制収容所のガス室は
証拠隠滅のため
爆破破壊されましたが
破壊された後は
未だ残されています。



ビルケナウ強制収容所の
部屋の様子。

この狭い場所に
3〜4名詰めて寝させられていました。

上段・中段・下段
あなたならどちらを選びますか?

中段・下段は
温まりも弱く、冬はものすごく寒い。
上段の人達が上から排尿をする。

そんな現実があったんです。












今の世の中では考えられない事が
ごく最近まで起こっていました。
遠い昔のようですが
これが現実であった事、
目を背けてはいけない。
そう思っています。
アウシュビッツは
負の世界遺産
地球上最大の悲劇
死の収容所
など、
本当にポジティブな言葉はありません。
その為
訪れた多くの観光客は
気が参ったり
苦しくて仕方なくなったりするそうで
実際に僕も心打たれました。
でもそういった現実があった以上
今生きている事、
今の環境に
本当に感謝しなければなりません。
そう思います。

精一杯自分らしく生きる事が
今の私たちに出来る事であり
世界平和を願い
亡くなられた方々の
死を無駄には出来ません。

今も世界のどこかで
戦争が起きています。
テロだって収まってはいません。
笑って過ごせる日が
いつまでも続くことを願います。
最後になりましたが
亡くなられた方々
ご家族、ご遺族の方に
心からご冥福をお祈り申し上げます。


Facebookにて
アルバム公開しています。

Vielen Danke. 

元気のドイツ生活ブログ〜ドイツ生活4年目〜

元気のドイツ生活ブログ ドイツワーホリ終え ドイツ生活4年目突入! ヨーロッパを中心に 世界39ヶ国60都市観光中 ドイツ🇩🇪サッカークラブ フィジオセラピスト兼コンディショニングトレーナー、プライベートでパーソナルトレーナーしています。

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