切符を切られる 元気のドイツワーホリブログ
Freitag 17.03.2017
ドイツ生活251日目!
元気のドイツワーホリブログ
日本の皆さんは
あまりご存知ないと思うので
ドイツの電車事情
を、少しお伝えします。
ドイツには
Straße Bahn
シュトラーセバーン
という路面電車。
U-Bahn
ウーバーン
という地下鉄。
S-Bahn
エスバーン
というローカル電車。
RE
アールエー
という準急電車。
IC
イーツェー
という急行電車。
ICE
イーツェーエー
という特急電車。
(日本でいう新幹線)
BUS
バス
を、
Deutsch Bahn
ドイチェバーン
通称DB(日本でいうJR)
という会社が運営しています。
公式サイトはこちら!
アプリはこちら!
ICとICEに関しては
予約が必要で
DBアプリでのQRコード
もしくは
プリントした予約用紙
を持ち
乗車しなければなりません。
そこは日本と同じで
乗車中に車掌さんが
乗車券の確認に来ます。
ただ、
その他の公共交通機関
Straße Bahn
U-Bahn
S-Bahn
RE
BUS
に関しては
切符を買わなくても
乗車することが可能なんです。
改札も無く
駅員さんが
チェックするわけでも無く
乗車券を買わなくても
公共交通機関に乗れます。
運が良く乗り換えでいけば
ドイツの北から南まで
無賃で行くのも可能!
というわけです。
じゃあ切符や定期を
買わなくても良いじゃん!
そう思うかと思いますが
そういうわけでもありません。
先ほども申した
『運が良ければ』
というのは
不定期に
コントロール
と呼ばれている
民間の雇われた人たちが
公共交通機関に乗り込み
乗車している人の
切符を確認する仕事
をしています。
切符を買わずに乗車し
その人達に見つかれば
60€ 約7.200円
罰金を払わなければいけません。
切符を買っても機械で
切符を打刻しなければ
罰金を払わなければいけません。
間違って
乗車範囲外まで乗ってしまい
運悪く捕まっても
罰金を払わなければいけません。
乗車範囲はこちらから!
間違えた
わからなかった
など、問答無用です。
この人たちは
きっと出来高報酬であろう。
なので
今回は大目に見てやる
というのは殆ど無いと思います。
ひどい話を
いくつも聞いたことがありますが
実は今回ぼくも捕まりました。
ドイツに来て
間も無く8ヶ月になりますが
電車事情を知っているので
毎月のように定期を買って
電車に乗っています。
今まで学校に通っていたので
Young Ticket
学生用定期券
という
54€/1ヶ月
1ヶ月6.500円
で購入し、乗車してました。
もちろん電車に乗るときは
肌身離さず持っています。
今まで何度か
コントロールが見回りに来て
確認されたことはありますが
特に何も言われることなく
電車に乗車してました。
がしかし、
今回初めて
切られたのです。
いつも通り電車に乗ってると
やつらが見回りに来ました。
『切符見せて!』
そう言われるので
ぼくは毎月買っている
定期を見せました。
『身分証持っている?』
日本もそうですが
身分証というのは
顔写真付きのもの
でなければならなく、
ぼくの身分証は
パスポートしかありません。
パスポートなんて
持ち歩くわけ無いし
『持ってない!』
と答えると
『じゃあダメだね!』
の一言で、切符を切られる事に。
いやいやいやいや、
おいおいおいおい、
待て待て待て待て。
ちゃうちゃうちゃうちゃう。
『なんで?定期は買ってるんだよ?』
と言っても
『だって身分証が無いもの』
の一言でひっくり返されてしまう。
名前
現住所
国籍
を聞かれ
『定期と身分証、これ持って2週間以内にDBのお客様センターに行きなさい。あなたの身分が確認出来たら€60は払わなくて良いが、少し罰金はあるわね』
これというのが切られた切符。
外国人だからと言って
うまく言葉も言えないの知ってて
何かと理由をつけて
切符を切る。
毎回ちゃんと定期買ってるし
罰金60€は無いだろう。
いやしかし、納得いかない。
がしかし、切られたからには
行ってみて
そこで話をしてみよう。
そう思うしかありませんでした。
切られたのが
金曜日の夜だった事もあり
週明けにでも行こうと思いました。
それ以降の電車の乗車は
パスポートの写真を撮り
iPhoneに保存し
パスポートを持たずに
乗ることを考えました。
そして2日後の日曜日の早朝。
運悪くまたも
やつらが見回りに来ました。
こんなに
やつらと遭遇する確率が高いのは
ドイツに来て初めて。
半年くらい会わないこともあったし
3日に2回遭遇は
高確率!
宝くじなら良いのに。笑
先程と同じようなくだりで
『切符見せて。』
と言われ切符を見せる。
『身分証は持ってる?』
そう言われ
パスポートの写真を見せる。
『定期を買っているのは認めるけど、学生用定期は、券売機じゃなくてちゃんと窓口で毎月更新しなきゃダメだね。』
そう言われると
またまた切符を切られる羽目に。
いやいやいやいや、
おいおいおいおい、
待て待て待て待て。
ちゃうちゃうちゃうちゃう。
今回ばかりは
拙いドイツ語で反論。
『DBの職員が、券売機で買っても良い!そう言ったから買った。なのになぜ?あり得んやろ。』
結局何を言っても
『そういう事はお客様センターで話をしてちょうだいね!』
Scheiße!!!!
結局また切符を切られた。
3日間で2度も。
ドイツの行政の人たちは
人によって対応が違う。
そう言われていますが
本当にそうだと思います。
何も言わずに
OK!!!の人もいれば
今回のパターンのように
一切許しをしない人もいます。
統一性が全くありません。
ドイツに住んでる人たちは
みんな一度は味わうんだろうか。
プライベートだと
みんなとっても優しくて
大らかで、楽観的なんだけどな。
それもこれもドイツか。
気分が晴れない
1日となりました。
次回は
DBお客様センターに行った話。
Vielen Dank.
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